So-net無料ブログ作成

愛しのリリー [ひとり言]

 

美術館を越え、

山道を走り、抜けたところの閑静な住宅街に、

ひっそりと佇む喫茶店の裏手。

 

そこには、

 

綺麗でどこか奥ゆかしい、

小さな白いユリの花が群生している、

なだらかな崖があります。

 

ふと、

あ!今頃だったかな・・?思って向かった先はー

 

百合の崖.jpg

 

残念ながらこの通り。

 

そりゃそうだ。

季節が違うもの。

少し遅かったか・・・と見下ろして、がっかり。

 

 

南の島のリリー

 

いつか

南の島でアルバイトをしていた時、

気晴らしに友達が連れて行ってくれた丘。

 

そこに揺れていたのも、

白く可愛いテッポウユリでした。

 

海風にさらされながら首を振るたくさんのリリー。

 

海へ上る斜面を見つめながら立ち尽くす、当時まだ19歳。

ユリの群生を見たのは初めてで、

 

感動と言うよりも、

ユリって、こんな風に咲くんだ・・・とただ感心し、

不思議な感覚で見つめていました。

 

 

でも、それから時が経ち、

大人になって遊びに行った海岸で、

 

海に向かって咲く、

けなげで力強いユリの群の前に立った時、

 

初めて、

 

えも言われぬ感動が沸き上がってきたのです。

 

群生する優雅なユリを目の前に、

あの日の事も鮮明に思い出し、重なり遅れてやってきた感動。

感覚っておかしなものです。

 

 

ユリは食べられる?

 

突然ですが、百合根って美味しいですよね!

百合の花でなく、百合根。

大好きです。

 

決して自己主張の強い食材ではありませんが、

揚げても焼いても美味しくて、

少しの塩気で十分。

 

初めて食べたその日から、うっかり虜になりました。

 

百合根の旬は冬。

主に北海道で収穫されるようです。

でも今はまだ初夏・・・。

 

サックリと、ホックリと思い浮かぶその食感が、

待ち遠しくてなりません。

 

 

帰り道の花屋

 

そんな、リリーに纏わる話を思い出した日、

部屋にどうしてもユリを飾りたくなって、

 

帰り道の花屋さんで一本だけ、 

小さなユリを買いました。

 

ユリ.jpg 

 

以前「猫とアロマの危険な関係」で書いたように、

ユリは猫にとって辛い花かも・・

といったことが一瞬頭をよぎりもしましたが、

 

そこはよ~く考えて、

扉が閉まる、風通しの良い玄関に飾ることにしました。

 

あれから二日。

 

品良く香る、季節外れのお嬢さんが迎えてくれる玄関は、

とても心地よく感じられます。

 

来年は、忘れずにあの場所を見に行かなくちゃ。


nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1