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アジサイの頃、遠くに響くはカッコウの声。 [暮らしの事]

 

少しひんやりした朝、

遠くの森からカッコウの声が響いてきました。

 

感動したカッコウのその鳴き声は、

「ホッホウ・・」とも「クックゥ・・」とも聞こえます。

少しまぁるい澄んだ音。

 

初めて聞いた生の声に耳を欹てながら、

ふとカッコウはアジサイの頃に鳴く、という事に気が付きました。

 

アジサイ1.jpg 

 

今まで結びついた事の無かった「カッコウ」と「アジサイ」。

絵本のタイトルにでもなりそうな二つのキーワードは、

ちょっと可愛い組み合わせです。

 

 

カッコウの魅力

 

カッコウの評判はあまり良いとは言えないかも知れません。

 

そもそも托卵で産み落とされ、

孵ったヒナは他の卵を巣から蹴り捨て、

自分だけがたっぷりと餌にありつき、

成長も早くさっさと巣立って行くというのも事実だからです。

 

そんなマイナスイメージの強いカッコウですが、

様々な作品に登場します。

 


物語の中でゴーシュに歌を教えたり、
 
芭蕉の句にも出て来て、
 
 
 
日本の「わびさび」なんかも匂わせてくれる、
 
興味深い鳥でもあります。
 
 
 
「閑古鳥が鳴いている」
 
 
この閑古鳥と言うのがカッコウ。
 
森閑とした森だけでなく、
 
 
 
意味にも付されている様に、
 
すたれた田舎町にカッコウの声が響くだけで物語が始まっていきそうな、
 
そんな役割にもなれる、寂しくも不思議なその声は、
 
カッコウの魅力の一つとも言えます。
 
 
 
 
 
 
カッコウモチーフ
 
 
 
鳩時計の声が、実はカッコウだった!
 
 
 
と知った時はびっくりしましたが、
 
と同時に妙に納得しました。
 
 
 
ならば、飛び出てくる鳥もカッコウなのかも知れません。
 
一般的には「鳩」として広まっていますが・・。
 
 
 
カッコウの生息地は、主にユーラシア大陸だからか、
 
注意深く探すと、胸元の縞模様や羽の模様が特徴とされ、
 
北欧の雑貨やカラトリーの柄になっています。
 
 
 
カッコウの、力強く羽ばたく様は、
 
後ろめたさを感じさせない、堂々とした鳥として描かれています。
 
本能のまま、命を繋いでゆく愛すべき鳥として知られているのでしょうね。
 
 
 
 
 
カッコウは夏の鳥
 
 
 
カッコウの多くは大陸の寒冷地で生息し、
 
大体5月頃に日本にやって来るそうです。
 
 
 
大陸を横断してくる多くの鳥にとって、世界の隔たりなんて関係無いのですね。
 
 
漫然とそんな事にも思いを馳せながら、
 
わたしは来年もまた、露に濡れたアジサイが朝日を浴び始める今頃、
 
森の中で響くカッコウの声に耳を澄ましていることでしょう。
 
 
カッコウとアジサイ.jpg 
 
 
そして、今日も満開を讃えるアジサイ達は、
 
部屋や玄関に飾られ、カッコウと共に夏を迎えます。

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